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モノを売るな、未来を売ろう

モノ、製品、サービスを販売する人々は、つい機能的な特徴や他社製品との比較、メリットやデメリットを伝えることに終始してしまいがちである。

 

多くの販売者はきっとそういう営業をしている。

僕個人の経験としても、それは明らかだ。

逆にそうではない事の方が稀であると思う。

 

しかしながら、営業を受ける側から見ると、そんな内容には興味が無く、聞いた瞬間に嫌気が刺すか、耳を通り過ぎるだけだろう。

 

人は他人から説得されることが心底苦手であり、不快感さえ覚えることもある。

 

では、嫌がられずに製品を売るためには、一体どうすれば良いのか。

 

結論として、販売者は常に相手の未来を売らなくてはいけない。

この製品が、どう未来をより良くするのか、目標を達成してくれるのか、こそが重要なことである。

 

より良い未来を実現する手段であり、最短距離を進むための道具として、あなたの販売する商品があるのだ。

 

モノを買うこと自体は別に目的ではない。

今後ありたい姿や、理想の状態をいち早く実現することが目的なのだ。

 

明るい未来を期待して、顧客は商品を購入するのである。

 

僕は未来や理想を持たない顧客など、この世に存在しないと考えている。

 

ただそれらが千差万別で、正確に把握することが難しいというだけだ。

 

モノを売るな、未来を売ろう。